2009年11月30日月曜日

休日

私に、休日なるものは存在しなかった。プロジェクトやらミーティングやらで忙しすぎたのだ。しかし、今日私は何をしただろう。

朝9時ごろ起きて、だらだらとパソコンをいじり、午後も友達が約束を延期して結局だらだら。しいて言うなら散歩がてら3駅分歩いて薬局でシャンプーを買った。うーんスローライフだな、と思ってはたと思いとどまった。「予定がない日」を持ったのは、ここにきて今日が初めてだ。いつも何かに追われていきていたように思う。ぼやぼやしてる暇は一ミリもなかった。(たものスケジュール帳は真っ黒黒である)

これを充実と呼ぶか、激務と呼ぶかはたも次第だが、何もすることがない留学生活よりは幾分ましかと思う。もう一学期が終わろうとしているけれど、学んだことは多すぎて数えられない。自分が嫌いになった回数も数えられないが。

2009年11月29日日曜日

お別れ

私は1月にこのアパートをでていく。そして、ルームメイトの二人が一足先の12月に他のアパートに引っ越すことになった。

このアパートでは、本当にたくさんのトラブルがあった。追い出されたり、騒音に悩まされたり。しかし、人との出会いをくれたことも確かだった。私たち4人で最後の晩御飯をいっしょにつくり、(親子丼・・・)4時間近く一緒に話して、時間もたつのも忘れた。こんなにいい人たちに出会ったのも、やっぱり運だろうか。最後に皆でハグした時、さみしくて思わず涙がでそうになった。

きっと人生は、プラスマイナスで0になるようにできとるな、と感じる。バイオリズムがあるというのもそのゆえんに違いない。わたしもすぐここを離れてしまうけど、また懐かしく感じるときがくるだろうか。

2009年11月27日金曜日

プレゼンテーション

Managementはプレゼンテーションが多い学部である。京大のことを思うと、はるかに多い。1学期で7回のプレゼンテーションを経験した(実はまだひとつ残っているのだが)。先ほどBrand Managementのプレゼンテーションを終えてきたのだけど、やはり質問を取るのは難しい。Audienceの英語が100%理解できないために、返答に自信がもてなくなる。只今自己嫌悪真っ只中。


実は初めてマギル大学でプレゼンテーションをしたとき、京大でも英語のプレゼンテーションを経験したにもかかわらず、全く言葉がでてこなかった。おそらく、ネイティブスピーカーの前でのプレゼンテーションは、私の英語に対する自信不足を抉ったんだろう。また、彼らのプレゼンスキルは、日本の大学が求めているものと全く違う。私がゼミで強調されたのは、スライドをファンシーにするより、コンテンツ重視、スライドにはできるだけたくさんの情報を載せること、だった。情報の伝達、が最優先されていたのだ。しかし、こちらのスタンスでは、どれだけ観客を説得できるか、ということに重点が置かれていたように思う。スライドに情報は最低限のせ、スピーカーはパフォーマーのように話す。またPPTも、映画の次回予告かと思うようなグラフィックを用いる。(教授は、そのようなすべての要素を成績に反映すると最初に言い放った)

そんな違いと自信不足に、おたおたしていたものの、進歩もあった。たとえば今日のプレゼンテーションでは、質問はまったく取れなかったが(本当にグループに申し訳ないのだけど)自分のパートはこなして見せた。前回のSecond Progress Presentationで自分を失ったことを思えば、進歩、進歩。誰がなんと言おうと、たもはとりあえず一度に多くを期待することはやめる。が、今にみておけ、と密かに思っている。

2009年11月25日水曜日

家探し

家を探すのは大変だ。こっちにきて、私の悩みの89%程度を占めていたのは家探しである。カナダに不動産屋なるものは存在せず、いちから自分で探すことになる。主にインターネットとgoogle mapを駆使して、大家に電話をかけ、アポイントメントにこじつけ、地図を見ながら訪問、中をチェック、条件を交渉、契約書にサイン、move in といった感じである。これがいかほど大変なことか。
まずカナダについて何も知らんたもは、相場がわからない。また、日本人は大変なめられるので、大家はいつも強気である。こっちに来て、ゆうに30はアポをとって見に行った。まずカナダに到着したとき、アパートを追い出されたとき、そして、今のアパートが気に入らないと気づいたとき、計三回のアパートサーチラッシュを経験した。1月に新しく契約したアパートに移る予定である。

時間を無駄にしていると悩んだこともある。しかし、同時に学んだことも確かにある。まず、将来いきなり、「来月からアメリカに住め」とか、「ドイツへ飛べ」いわれても、生活はともかくとして家を探すことはできるような気がする(ほんまかいな)。なんというか、まったく新しい環境における、まずしなければいけないこと、に対する基本的な力を学べたと信じている。
また、交渉スキルを磨くいい機会でもあった。はじめは強気の大家にただおたおたするだけだったが、まずしなければいけないことが身についてきた。はじめに、自分が相手に興味があることを示すのは大変有効である。特にアパートの場合、相手は何人もの訪問客を抱えている。契約が取れそうもない相手に無駄な時間はさきたくない、と思うのは当然である。まず、自分がこの物件に大変興味があることをくどいほど見せ、そして交渉へ足を運ばなければならない。妥協が引き出しやすくなるだけでなく、興味があることを理由に物件をくまなく見やすくなる(たもはよく冷蔵庫の引き出しまであけた)。
これは物件だけでなく、将来のビジネスにも役立つものを持っていると思う。結局ビジネスは妥協と交渉のかたまりなのだから。
ただ、次の家がいい家ならいいな。と思う。いくらいい経験でも、もう私には十分だと思うので。

2009年11月22日日曜日

今更に英語

たもはここに英語を勉強しに来たわけではない。うまくなればよいと思ったが、ビジネスの勉強をしっかりできたらいいなと思って、マギル大学を選んだ。しかし、やはりカナダ人の英語はとんでもなく早く、ついていくのは大変で、必要性はひしひしと感じている。

一対一のコミュニケーションに問題はなくなってきた。しかし、グループになると話は別である。特にグループプロジェクトは何をやっているのかいまだにわからない。

しかし、最近やはり英語を浴び続けているせいもあって、今まで単語を拾って聞いてきた英語が、急にフロウとして頭にはいってきた。本当に突然だった。そうすると、グループメンバーの言っていることの矛盾やらにも気づき始める。

うん、なかなか進歩。と思いきや、スピーキングはリスニングに追いつかない。となるとストレスがたまるものである。ああああ~何いってんねん!!と思っても、なんでやねん!と英語でいえないのはつらいことだ。ちょっとまってーや!といえたらいいのだけど、なかなか難しい。

妥協だらけでほんとに納得いかないけれど、これも経験か。完璧を目指すのはとりあえずあきらめた。たもはたものペースでやろう。それが例え留学終了までに達成されずとも、それはそれで得るものがあるはずだ。できることを全部やったなら。

2009年11月15日日曜日

ぽじてぃぶしんきんぐ

自分はカナダに来て、本当にネガティブな性格だと改めて気づいた。先のことをとにかく心配してしまう。そして今かたづけなければいけないことに集中出来ない。もっと単純思考が必要なんだと思う。いい意味で、目の前のことしかみえないようになればいいと思う。

とにかくtake it easyは今に限り私のためにある。絶対やらないといけないことなんて、ほんとはないはずなんだから。

2009年11月14日土曜日

マギルのスタッフ

わたしはカナダ人がきらいである。とこっちにきて思っている。とにかく彼らはフランス語speaker であることを誇りに思っているのか、私が英語で話すとはあ?という顔をする。もしくはもともと彼らが外国人に対して偏見があるだけか。カナダが移民の国であることを考えても、おかしな話である。

加えて、カナダのサービスはひどすぎる。客とかそういう概念は存在しない。日本のサービスの質を、カナダに来てはじめて思い知る。それを如実に思うのが、マギルのスタッフの対応を見ているときで、とにかく冷たくひどいと思う。時間外の仕事は死んでもしない。一分だって余分に働かない。笑顔を浮かべながらしゃべるなんて、エネルギーの使うことはしない。徐々に人間不信になっていく中で、気持ちもアパート探しで落ち込みがち(後述)、課題とプレゼンと一日50ページ近いreading に病まされる中、あーはよ帰りたいな~と本気で思っていた。

そんな中、一人の教授がお茶に招待してくれた。彼女は、私がとっているCross cultural managementの先生で、私がそのクラスで一人の交換留学生だったこともあり、よく気にかけてくれていた。今、気持ちが落ち込んでいるんです、と話すと、お茶を飲みながら、親身に話を聞いてくれた。とりとめもない話だったが、ここまでマギルの教員にしてもらったのは、正直初めてである。「いつでも助けになる」というのはいとも簡単で、本当に助けが必要でも、Lunch breakにはこないでくれ、というのがこちらのスタイルである。そんな中、彼女は私のことを気にかけてくれているんだな、と感じることができ、安心、を感じることができた。

人からの対応、その中の優しさって本当に大切だ。とくに気持ちが弱くなるとそれを強く実感する。言ってしまえばなんでもないことだけど、芯からそれを学べただけでも来たかいはあったか。

2009年11月8日日曜日

マギルの授業

今更ながら、ここの授業形態について書いておきたいと思う。マギルは、社会学系が強い大学である。というのは教授からも聞いていて、それも選んだ理由のひとつだったのだけど、やっぱり授業を受けていて、ああ~実践ってこういうもんか、というように感じる。京大の授業はもっと概念とか、バックグラウンドとかに集中した授業だった(少なくとも私の学部は)。それはそれで私は面白いと感じたのだけど、こちらの授業は、じゃあそれを社会でどう使うねん、という教え方だ。

え~じゃあ素晴らしいやん、と思いがちだが、何が大変かって、とにかく重たい。まず授業は必ずといっていいほど少人数(20~40人)で、円形に座らせ、自分のname plateを机の前におき、先生は名指しでばすばす質問してくる。授業にフォーマットは大抵存在せず、ずばずばとディスカッションで進行していく。どの授業もgroup projectなるものが存在し、週末はミーティングで消滅する。山のようなプレゼンテーションには皆スーツで参加し、(日本で私はパーカー、ジーンズでやっていたのに)加えてレポートがどかどか出て、中間期末テストがあることを考えると、一日は矢のように飛び過ぎる。

これがカナダスタイルか、と思えば、実はそうではないらしい。違う学部で勉強している交換留学生は、readingが多いことを除いて、日本と大差ない大人数の授業だと教えてくれた。

ここに来てどうしてmanagementのTOEFLが他の学部より高いスコアを要求していることに気づいた。そもそも経営というものはインターフェイスと実践を本質とするのであるし、要は話してなんぼ、使えてなんぼの学問なのだ。教授は、概念を元に、「ではどうやってお金を生むのか」を生徒に叩き込んでいる。どうやって会社にアピールするのか、自分が雇うに価値ある人材だと、どうやって知らしめるのか、を教えてくれる。

自分がタフな学部に来たことを嘆くか、これを絶好の機会とするかは気持ちの持ちようか。今はそんなことを考える余裕はないのだけれど。

2009年11月3日火曜日

はろうぃん

まだシリアスなホームシックにかかっている中、友達とWestMountという高級住宅街を訪ねた。というのは、そこで家という家が、ハロウィンのデコレーションをしているためだ。実際行ってみて、どこかのテーマーパークかと思うほど、入り口にかぼちゃのカーヴィングを置いたり、ミイラを飾ったりという家が多い。そうこうしていると、子供の仮装集団に出くわし、Trick or treat! を生ではじめてみる。(デコレーションをしている家はキャンディを置いているという目印らしい)毎年のことのようで、慣れた手つきで子供にキャンディを配っていた。こういうことができるのは、まだ地域にちゃんとコミュニティがあり、隣に誰が住んでいるか知っているからなんだろうな。