私は基本的にグループワークでお荷物である。もとからマギル大学の学生と対等にやろうとは思っていないが、英語がどうしてもついていかず、がっかりすることがたくさんある。
一対一の会話はそれほど問題ではない。ただ、グループでの会話はついていくので精一杯である。(会話が白熱しているときはなおさらである)また、プレゼンテーションも他のカナダ人のようにできるわけがなく、日本語のプレゼンテーションより何倍も練習に時間を割いたって、やはり躊躇してしまう。グループレポートも、私のパートにいつも添削が必要である。はじめに比べて、かなり改善が見られるものの、すべてを克服するのはまったく不可能である。
日本でのグループワークではどちらかというとリーダーシップをとるほうだった。仕事をふりわけ、まとめる方が好きだし、自分に合っていると思っていた。それゆえに、自分が常に助けを必要としたり、他のチームメンバーと対等にできないことに、かなりのストレスと引け目、加えて申し訳なさを感じていた。
今日もそんなことをもんもんと考えながら、がむしゃらにレポートを書いていると、ひとりのグループメンバーが歩み寄って、声をかけてきた。
たもはグループメンバーと話をするときが一番緊張する。というのは、迷惑をかけている引け目や申し訳なさが、先に飛び出してしまうからだ。彼とのチームは、全員がnon native speakerで、皆フランス語を母国語としている。もちろん彼らはマギルで三年以上勉強しているため、コミュニケーション等、英語にまったく問題ないのだが。そんな中で、彼は特に英語に卓越しているため、私のレポートを時間もないのにいつも書きなおすことになっている。レポートの提出後にチームメンバーと会うのは、私にとっていつも苦痛であった。
とりとめもない話をした後に、いつもどおり立ち去るかと思いきや、急に彼は振り返って言った。「正直、ゆかのレポートの英語は、他のメンバーより、ずっときれいだったんだよ」
一瞬、正直彼が何を言ったのかわからなかった。が、3秒かけて消化したあとには、really、としか言えなかった。それほど私には衝撃的だったのだ。それが彼の本心なのか、ただの優しさなのか、そんなことはわからない。ただ、嬉しすぎて言葉より先に涙が出てきそうだった。ずっとずっと感じていた劣等感の一部を、彼が取り除いたといっていい。
きっと彼は何気なく言ったんだろうけど、その言葉が私をどれだけ助けたなんて、知るはずないんだろう。こんな感情の浮き沈みで毎日生きている。でも、多分、これは一生忘れられない一瞬だったな、と思う。そんな彼に、心から感謝したい。
gooooooood :)
返信削除彼らはお世辞でそういうことは普通言わないから本当なんだろうね~。よかったね♪
返信削除生きててよかった・・・笑
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