2011年11月22日火曜日

交通事故

まさか海外で、と思った。

ちょっと遠出して友人にあげるお茶を買いに行った。ご機嫌でバスに乗ろうと横断歩道を渡る瞬間、影に隠れていたバイクに気づかなかった。

あ、死んだ。

と思った次の瞬間には天井を向いていた。何が起こったのか分からず、中国語の罵声も全く聞き取れない。バイクの前面が半壊したおじちゃんが降りてきて、たもは、やばい怒っとる!と思ったけど、よくよく聞いてみると、「没事吗!?(大丈夫!?)」と言っている。あ、やさしい人で良かったとか分けの分からないことを考えながら、おじちゃんのバイク大丈夫?とか聞いていた。どうやらバイクに跳ね飛ばされて、その勢いで横に止まっていた車に頭をぶつけたらしい。おじちゃんは病院に連れていってくれると言ってくれたけど、パニックな上に知らない中国の病院に行くのが不安で、大丈夫です、と断った。無視して轢き逃げても中国では無法だろうに、なんて親切なんだろう。

とりあえず、学校に帰らなきゃ、とバスを諦めタクシーに乗るが、段々不安がじわじわと募ってきた。今、絶対頭打った。しかも結構すごく打った。これ、寝たら翌日目が冷めないパターンちゃうか?冷静になるに連れ同じだけ不安が募ってきて、タクシーの中で涙が自然に出てきた。タクシーのおじちゃんに「事故にあったらまずどこへ行けばいいのかなあ?」と涙声で聞いたら、おじちゃんはびっくりして、すごく親切に話をしてくれ、病院に行くことをすすめてくれた。両親に電話、病院を紹介してもらった後、病院に向かう別のタクシーの中でも、「これで北京を嫌いにならないでほしい」といってもらった。パニックで電話しても辛抱強く聞いてくれた両親、また、晩御飯の約束を取り消した後も心配して何回も電話してくれた友達、ほんとにどれだけ感謝すればいいんだろう。

カナダの時も、今回の中国でも、海外にいるとたもは普段ありえないようなトラブルに巻き込まれるけど、そのたびに人の優しさに感動する。途方に暮れているからこそ、心配してくれる人がいることが温かい。

とは言うものの、生まれて初めての臨死体験である。当たり前だけど、道を渡る時は気をつけよう。おかしいな、北京の交通が危ないことは知っていたはずなのに。







0 件のコメント:

コメントを投稿