2010年4月4日日曜日

春。

急に春が来た。一週間ほど前まで雪など降っていたのに、昨日からいきなり25度である。この国に春が来るなんて、冬の極寒を生きていたときは想像できなかったが、やはり春は「匂い」で分かるものだ。この匂いはきっと春が存在する国で万国共通だろう。

そうすると面白いもので、そんな匂いは過去のいろんな経験を鮮明に思い出させてくれる。はた、と思い出したのは、面白いことにずっと昔に一緒にいた恋人だった。こんなことをいきなり書くと空気が読めないなどとまたおこられそうだが、今になって考えることがたくさんあるな、と感じる。

「人は、精神的に一人の人しか同時に愛せない」と、こちらカナダの友人に言ったことがある。まったくそうであるとおもうが、そうであってほしいと願う気持ちの方が強い気がする。そして、自分がかつて犯した不誠実も思い出した。

たもはめっちゃ寂しがり屋である。いつも誰かと一緒にいたい。そして、誰かに必要とされたい。必要とされることに存在意義を見出し、それを感じられないときに極度の不安に襲われる。そして、必要なときに、気づいて、そばにいてほしいと願う。やはり、これはなくてはならない最低条件であろう。お互いに必要であると感じられない関係に、愛情は生まれないのだろう。

誰かに訴えかける訳でなく、ふとそんなことをもんもんと考えながらメトロ(地下鉄)に乗り、また明日も似たようなことを考える気がしている。暇人と呼びたければ呼べばいい。期待しないことが一番の近道と知りながら、少し待ってしまう自分もあまり好きでない。

春の匂いがこんなへんてこな連想をつれてきた。精神的に病んでいるのは私に違いない。

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